キャッチミー 放送の現場で活躍する送り返しワイヤレスシステム

今やロケ･中継に欠くことができない音声送り返し。これを無線で行うことで番組作りを円滑に。送り返しは「聞こえていればよいもの」から「確実に聞き取れる良質な音声」へと進化して、50Hz～7kHzまでの周波数帯域幅を十分に再生できるよう工夫され、ワイアレスマイクに使用できるスペックを実現。1mWの出力は通常使用されているワイアレス（10mW）の1/10のパワーです。過酷な条件ではありますが、よい音質で確実に耳に聞こえるよう、また使い勝手がよくなるよう、更なる改良を加えたRD-208で快適な情報伝達が可能となりました。

RD-207の安定性は中継、スタジオに欠かせない音声送り返し送信機としてご使用いただいておりますが、昨今のENG取材の多様化、中継では携帯端末によるプログラム伝送が安定するに伴い、送信機も小型化が求められ、RD-212が登場しました。
受信機"RD-208"と同じ大きさになり、軽量、小型化に特化しました。受信機は"RD-208"を使用します。

コンセプトは　1、単三1本で長時間運用　2、簡単便利　3、飛び重視

1、単三電池1本で8時間以上の連続送信が可能です。
　 一日の取材を電池交換無し、電池交換を考えなくて良いという事はストレスの軽減につながります。
2、ＥＮＧではワイヤレスの使用チャンネル数が多くなり、機材は増える一方。
　 それに加え、送り返し用のプログラム出力が必須。
　 送信機がミキサーのポケットに入る大きさになったことで簡単にシステムが組めます。
3、飛び重視…ワイヤレスは飛距離と安定性が最重要。
　 本線のワイヤレスマイクの飛距離と同程度の飛びを確保。
　 アナログ送り返し無線のキャッチミーは安定度が抜群です。
　 更に、モード切り替えにより入力レベルの切替が可能です。
　 －20～＋4dBボリューム可変スレートマイク（送信機内蔵）でそのまま指示を送れます。